もうカジノだけとは言わせないっ！
ラスベガスに対してどういうイメージを持っていますか？30代以上の方だと、ラスベガスは一攫千金を狙える一か八かのカジノの街というように思っている方が多いのではないでしょうか？
以前はテレビや映画でラスベガスの情景を描くときは必ずと言っていいほどカジノばかりでした。そのため、カジノの情報が多いテレビや映画を見ていた30代以上の方には「ラスベガスといえばカジノ」というように刷り込まれてしまいました。
今はラスベガスの情報が伝えられる時は、カジノ以外のエンターテインメントの部分が多いので、10代や20代世代になるとあまりカジノのイメージは強くないようです。
確かにラスベガスには今もカジノはありますが、巨大ショッピングモールやテーマパーク、最近ではシルク・ドゥ・ソレイユや噴水ショーなどのエンターテインメントに力を入れています。
ラスベガスへ旅行するための基本知識
ラスベガスはアメリカ合衆国のネバダ州で一番大きい都市です。それなのに意外ですが、日本からラスベガスへの直通便はありません。日本からラスベガスへ行くには、まずサンフランシスコかロサンゼルスへ行き乗り継いでラスベガスのマッキャラン空港へ行くのが一般的です。
気候は砂漠性気候のため、年間を通して降水量が少なく乾燥しています。昼と夜の気温差が激しく、日中の気温は40℃を超えますが、夜になると10度以下に下がることもあります。年間約300日間が晴れているので、安心して旅行へ行けます。
マッキャラン空港からホテルへ行くには、低価格で利用できるエアポートシャトルがおすすめです。空港の到着ロビーにエアポートシャトルのチケット売り場と乗り場があるので、空港に到着したらチケットを購入し、乗り場で待っていましょう。
タクシーもありますが、タクシーを使うと運転手にチップも渡さなきゃいけないので、割高になってしまいます。移動にお金をかけたくないのであれば、タクシーではなくエアポートシャトルを利用しましょう。
治安についてですが、ラスベガスの治安は比較的良いです。アメリカ内のほかの街に比べても治安は良いです。カジノがあるから治安も悪いというイメージがありますが、ラスベガスの滞在者の多くは旅行者なので、犯罪が起こりにくいようです。ただし、治安が良いといってもダウンタウンエリアではスリがありますし、ストリップなどの大人のお店ではボッタくりもあるので、そういうところには近づかないでおきましょう。
滞在費はラスベガスだからたくさん必要かと思いきや、そうでもありません。日本より物価が安いのもありますが、ラスベガスは宿泊費も安く無料で楽しめるアトラクションや観光スポットがあるので、お金を使いすぎないように考えて行動すれば、滞在費を抑えることができます。
見なきゃ損っ！2つの「シルク・ドゥ・ソレイユ」
ラスベガスに来たら絶対に見て欲しいショーがあります。「シルク・ドゥ・ソレイユO（オー）」と「シルク・ドゥ・ソレイユKA（カー）」です。日本にも以前東京ディズニーリゾートのところにシルク・ドゥ・ソレイユ専用シアターがあったのでシルク・ドゥ・ソレイユを知っている方はいると思いますが、このラスベガスの2つのシルク・ドゥ・ソレイユはひと味違います。
シルク・ドゥ・ソレイユO（オー）は水をテーマにしたスペクタクルショーで、550万トンという規格外の量の水を使い、全世界から集まった80名以上のパフォーマー達が幻想的な世界観を表現します。
シルク・ドゥ・ソレイユKA（カー）は古代エジプトの死後の世界観をアジアを舞台にした愛と感動のストーリーで、可動するステージなどシルク・ドゥ・ソレイユのショーの中でも最大規模の舞台装置を使い、人間の能力を最大限に発揮した迫力満点のアクロバティックな空中技と、瞬きをする暇もないほど早いストーリー展開で人気を集めています。日本人キャストも活躍しているので、探してみるといいでしょう！
どちらのショーも大変人気でチケットを取るのが困難なので、旅行が決まった時点でショーのチケットの手配もしておきましょう！
無料で楽しめるショー
ラスベガスには、シルク・ドゥ・ソレイユのように見るのにお金がかかるショーの他に、ホテルの前庭やレストランなどで無料で見れるショーがたくさんあります。どれも無料にするにはもったいないくらいのゴージャスさで、見るもの全ての人を楽しませてくれます。
ミラージュホテルの正面玄関前で行われる「ボルケーノ」というショーは、その名のとおり火山の噴火をテーマにしたショーで、本当に火山が噴火したような大迫力で見るものを圧倒します。
ベラージオホテルの前の5万平方メートルもあるコモ湖では、水を使ったラスベガスのショーの中でも人気の噴水ショーが行われます。湖の横幅いっぱいに高性能の噴射装置が設置され、BGMに合わせて大量の水が空高く舞い上がります。しかも、噴水のパターンは24種類あるので、毎回演出が違うショーとなっています。この噴水ショーは毎日15分～30分のインターバルで、平日は昼の3時、週末は昼頃から夜の12時まで何度も行われます。特に夜のショーはライトアップされるので、より幻想的なショートなっています。